手回り品に注意
ご乗車ありがとうございます。お手回り品にご注意ください(・ω・)ゞ
本日、いつもの通勤時の携行品の中に、2点、異質なものが加わっていました。
ビールの王冠が一つと、22.5cmの小さなサイズのブーツが一足。
どちらも、先週の土曜日(12/10)に行われた、月例の大学OB会に絡んだ物です。
ビールの王冠は、乾杯のときに飲んだビールのものであることは間違いなく、不可抗力で持ち帰ってしまったと思われます。

(今朝、出社してからバッグの中に見つけました。)
ただ、腑に落ちないのは、テーブルから離れた場所にバッグを置いていたのに、どうやって紛れ込んだのか、ということ。
お酒好きな私が、磁石のように引き寄せてしまったのか、それとも、お金好きな私が、500円玉だと思って拾ってしまったのか?
お酒の席で起きた出来事は、どんなに考えても想像の域を出ません。
そして、ゴアテックス製の黒いブーツは、22.5cmの小柄なかわいらしい女性サイズです。

24.5cmの大柄なかわいくない私が、なぜ、こんなブーツを持っているのかって?o(*≧д≦)ノなに~
でも、土曜の夜(日曜の深夜)、その小さいブーツを履いて帰宅したのは、まぎれもなく、この私で、
まったく同じメーカーの、24.5cmのブーツを履いて帰ったのは、小柄でかわいい後輩のA野さんだったわけです。
こちらも、酒の席での不可抗力による、よくある出来事です。
A野さんは、さぞかし、ブカブカで歩き難かっただろうと思いますが、私がどれだけキツキツで足が痛かったかも、想像に難くないと思います。
2cmも小さいブーツですから、履こうとする時点で気づいても良さそうなものですが、
「お酒を飲みすぎて、足がむくんじゃったのかな」
と思い込み、ブーツを力いっぱい引っ張り上げて、足の指先を丸めながら、無理矢理、かかとを押し込んでしまったんです。
帰りのタクシーでA野さんが同乗していたにもかかわらず、お互いに気づくことはなく、私の足は次第に感覚を失っていきました。
翌朝。チュンチュン。
朝刊を取りに玄関に行った際、昨晩のブーツのキツさが尋常でなかったことに首をかしげながら、ふと、ブーツを見下ろすと、中底に落ちている紙切れに目が留まりました。

このとき初めて、「これは、私のブーツではない」ということに気づきました。
2年前に購入した私のブーツの中に、取扱説明書の紙切れが、破れることなく残っているわけがありません。
よく見れば、ブーツは新品でピカピカ。靴底には22.5cmという表示。(´・∀・`)キツいはずだ。

A野さんは、私から連絡を受けるまで、まったく気づいていない様子でした。
今日の夕方、札幌駅でA野さんと待ち合わせて「物々交換」し、芯のなくなった私のよれよれブーツが手元に戻ってきました。

(かなりの経年変化を起こしています。)
たぶん、最初に間違えたのは先に席を立ったA野さんということになりますが、気づかないまま、A野さんの新品の小さなブーツを、私の大きな足で型崩れさせてしまって、とっても申し訳ない気持ちです。
飲み会が目白押しの、この季節。
手回り品に注意しながら、楽しく飲みたいと思います。d(゚ω゚=。)変な物も持ち帰らないように。