阿武急で 宇宙の果てまで イッテQ
ご乗車ありがとうございます。旅の記憶が薄れてきました。(´・∀・`)ゞ
更新しなくちゃ、しなくちゃと思いながら、「急行きたぐにに乗れなかった旅」から、もう55日(゚ω゚ノ)ノ。
「きたぐに」と「日本海」のラストラン(3/16発)を実感しないまま、旅の思い出も混濁してきたので、なんとか、近日中に報告を終えたいと思います。
というわけで、「急行きたぐにに乗れなかった旅」3日目のお話。
2日目の夜、桐生の駅前で少し飲み過ぎてしまい、翌朝、若干、二日酔いだったハイジ急行、
予定を2時間遅らせて(若干どころじゃなかったってこと(*゚∀゚)ァ)、10:59発の電車で出発することに。
桐生駅のホームから見えるこのホテル、完璧なトレインビューホテルでしょ。

2日目の夜に宿泊した「パークイン桐生」です。
なのに、「夜間にホームを工事していて騒音が発生する」という理由で、線路に面した部屋は使用中止になっていました。
桐生から乗ったのは、前日の107系とは違う、湘南色の115系です。

アコモは古いタイプですが、モケットは私の大好きな〝ごまあん〟カラー。

※「ごまあんカラー」とは、わたしの勝手なイメージ造語です。
わたしがそこに座れば、「ごま団子」のできあがり。 Σ(o・`з・´o)団子とは何よ。
11:53 小山に到着し、12:03 東北新幹線のMAXやまびこに乗り換えです。

小山には、ちょうど1時間に1本の間隔で新幹線が停まります。
13:24 福島着。ここで、大阪からの〝一筆書き切符〟の旅は終了です。
ここから先の移動は、「阿武隈急行」、略して、〝阿武急(あぶきゅう)〟。
福島から宮城の槻木(つきのき)駅を結ぶ三セク鉄道です。

駅の入り口は商店街の中に埋もれていて、うっかりすると見落としそう。
阿武隈急行は、2011年3月11日の震災後、レールやホームが損壊して運休を余儀なくされましたが、4月6日に保原~梁川間で「サービス列車」として運行を再開。
4月18日の瀬上~保原間、角田~槻木間の営業再開まで、初めの12日間は運賃無料での運行でした。
その後も急ピッチで復旧区間を広げ、5月6日には全線での運行を開始し、12月1日からは通常ダイヤでの運行再開となりました。
といったことが、「完全復旧記念」の切符アルバムに載っています。

復旧区間ごとに発券された切符に、それぞれの復旧した日付が刻印されていて、感慨深いです。
福島駅の駅舎とホームは福島交通飯坂線が同居していて、わたらせ渓谷鉄道とJRが同居する桐生駅に、少し似ています。
ホームを挟んで進行方向右側が、福島交通の乗り場で、

↑ 黄色い掲示板を読む限り、自転車をそのまま電車に乗せて良いってことみたいです。
左側が、阿武隈急行線。

13:49 〝鹿鳴館仕立て〟のシートに座って、福島を発車。
切符は、第1日曜日と鉄道の日(10/14)に発売の「乗り放題きっぷ」(600円)を使います。

福島から終点の槻木まで片道940円なので、途中下車することを考えたら、かなりのお買い得。
学生や買い物客で満席に近い中、福島駅近くのお店で買った豚まんでお昼ごはん。

共食いです。
14:16 梁川(やながわ)駅で途中下車してみました。
が、特別、何もない所だったので(静寂に包まれた住宅地(´・∀・`))、
「〝あったか~い〟コーンスープに、氷が入ってるじゃん」

と、駅の自販機に突っ込みを入れて、
15:03発の列車で先へ進みます。
阿武隈駅を過ぎたあたりから、車窓に阿武隈川が現れます。

こちらも、前日の渡良瀬川と同様、春から秋にかけて素晴らしい車窓を楽しめそうです。
ただ、気になるのは、昨年11月に全国紙などで報道された、京大・筑波大などの合同チームによる水質調査のこと。
その内容は、8月時点での阿武隈川が運ぶ1日当たりの放射性セシウムが、中流域で1763億ベクレル/日、河口付近で524億ベクレル/日という衝撃の数字でした。
海に放出されている放射性物質もさることながら、流域に滞留している量も桁外れです。

ちなみに、昨年4月に東京電力が海に捨てて世界中から非難を浴びた低濃度汚染水は、840億ベクレル。「日本の基準はゆる過ぎる」なんて言われている飲料水のセシウム基準値は、200ベクレル/L。
…(´・ω・`;)。
15:33 ブルーになって、角田(かくだ)駅で、途中下車。

時間があるので、角田市の〝名所〟に行ってみることに。
![]() | ←駅から3分地点(・∀・;)遠いかな |
6分地点。(;・∀・)→ | ![]() |
![]() | ←10分地点。 |
15分地点\( ・∀・)/→ | ![]() |
20分地点!ついに!

タコ星人!(色があせて酢イカみたい)
じゃなくて、「H-Ⅱロケット」の実物大模型(全長49m)!

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の角田宇宙センターがある関係で、角田市が建設・運営している公共施設です。四角い建物は「角田市スペースタワー・コスモハウス」。
そして、毎度のことながら、、、。

肩を落として、トボトボと駅まで戻りました。
16:58 角田を出発。
↓
17:12 終点、槻木駅に到着。

槻木駅は、阿武隈急行とJR東(東北本線)とが駅舎とホームを共有し、線路もつながっているので、梁川~仙台間の直通列車が朝・夕の1日2往復走っています。
こちらが、夕方の下り直通列車。JR東の車両です。

17:36 槻木発
↓
18:04 仙台着。
職場でも指折りの酒豪であるK林Cさんと国分町で落ち合って、
いざ、牛タン!

地元の方のおすすめで「牛たん炭焼き利休 」にて。
いざ、地酒!

お互いの自制心を探り合いながら(翌日は仕事 d(*゜∀゚*))、もっきり4杯で片を付けた仙台の夜でした。