「きたぐに」を 払い戻して トレイン・ビュー
ご乗車ありがとうございます。 「くるみ割り」が終わりました。(*^^*)ゞ
ということで、「急行きたぐにに乗れなかった旅」の報告を、小出しにしていこうと思います。
ここ4~5日は、「きたぐに」も「日本海」も平常運行しているようで、何よりです。
でも、私が乗車を予定していた2月3日(金)は、前日のサンダーバードがほぼ終日運休していたほど、悪天候が尾を引いている状態でした。
関空へ向かう空の上では、すでに覚悟を決め、代替経路を考えながら時刻表と睨めっこ。

14時に到着してすぐ、JR西日本のサイトをチェックし、「きたぐに」の運休を確認して、
ロビーで少しだけ泣きました。(´;ω;`)強がっていたけど、やっぱりショック。

〝寝台の仇は寝台で討て〟というのが〝鉄則〟なので、「寝台特急サンライズ」で東京へ行くという代替ルートを目論みましたが、、、甘かった。すべて満席。
もろもろの切符を関空のみどりの窓口で払い戻し、東京、高崎、桐生を経て福島へ行く〝一筆書き〟の乗車券を、もう一度、発券し直してもらいました。

大阪での予定は大部分を中止したのですが、唯一、映画「CUT」の観賞は果たしました。
最近、西島秀俊に惚れ込んでしまって、彼が主演する「CUT」の上映館をネットで調べるうち、シネマート心斎橋でアミール・ナデリ監督のサイン入りパンフが限定販売されていると知り、大阪での予定に組み入れていたんです。

こちらが、そのパンフレット。
暴力シーンが多いので、観る前は抵抗がありましたが、これは、久々の名作だと思います。
常軌を逸するほどに映画を愛する青年(西島秀俊)が、ヤクザを相手に「殴られ屋」でお金を稼いで莫大な借金を返そうとする物語です。
その生き様が狂おしいほどに不器用で、幻想的に展開されるモノクロ映像によってその繊細さがいっそう際立ち、観る者を絶え間ない緊張と恍惚の世界へ引き込んでいきます。
まさしく、磨き上げられた芸術作品。
これだけ絶賛しておいて恐縮ですが、北海道での上映は2/24まででした(´・∀・`)終わってる。
映画の余韻に浸りつつ、あまり美味しくない駅弁を食べつつ、大阪から「のぞみ」で東京へ。

雪の影響で、東京駅への到着は約15分遅れでした。

急きょ、東京で宿泊することになったわけですが、
翌日、大宮方面へ向かうとなれば、
泊まるホテルは…、
ホテルメッツ田端!

JR山手線「田端駅」から徒歩1分で、シングルは朝食付きで7千円代からあります。
そして、「きたぐに」運休の喪失感を埋めるには、
宿泊プランは…、
「トレインビュープラン★新幹線ビュー★12時チェックアウト★」(朝食付き9,800円)!
Nゲージとストラップのお土産つき。(o´∀`o)やったー

(それぞれ、5~6種類の中から好きなものを選ぶことができます。)
主な新幹線の通過時刻の案内と、「北区鉄道マップ」もいただきました。(・∀・)bナイスサービス!

部屋は高層階。 朝、カーテンを開ければ、
「はやぶさ」!(>∀<人)ヒャッホー

(広角レンズで撮影)
「マックス」&「つばさ」!(>∀<人)イエイ!

(200㎜望遠レンズで撮影)
ほかにも、たくさんの新幹線を拝むことができます。
さらに、
下のレールには回送車!(>∀<人)見所いっぱい~

上のレールには、切欠き(きりかき)式ホーム!(>∀<人)ただのカーテンレール~

「きたぐに」の乗車と同じ疲労感を味わうため、必死に自分を盛り上げたハイジ急行でした。