トレイン・ビューに思う
ご乗車ありがとうございます。JR北海道の緊急時マニュアルは20以上あるそうです。(・ω・)ゞ
6月19日付の朝日・読売各紙によると、JR北海道の異常時の対応マニュアルは20種類以上あり、それぞれの対応方法に矛盾した箇所があるとのことです。
組織が巨大化すると、マニュアルの整合性をとるのも難しくなってしまうのでしょうか…。
ところで、先々週は旭川、先週は北見へと、2週連続で出張があり、偶然にも、どちらのホテルも線路を眺めることのできる〝トレインビュー〟でした。
「旭川ターミナルホテル」では、最上階(12階)から高架化された線路を遠くまで望むことができ、

いつになく早起きして、特急、鈍行、貨物など、仕事が始まるぎりぎりまで見入ってしまいました。
北見で宿泊した「パコジュニア北見」も、最上階(7階)の線路が見える部屋でした。

朝6:54発の網走行きを狙い撮り。(通過する列車が少ないので、事前に時刻表を調べて撮影)。
線路を見下ろせるホテルって、ホントに胸が高鳴ります(*゚∀゚*)b眠れない。
初めてトレインビューを経験したのは、2008年11月に泊まった「JR九州ホテル小倉」の一室。
入室してみると、手が届きそうな至近距離を、新幹線が絶え間なく行き交っていて、標準レンズなのにこの大迫力!

胸が高鳴るのは、通勤、通学や旅行中の乗客たちの日常の一コマを、こっそり“覗き見”しているようなドキドキ感も理由の一つかもしれません。
これは、撮り鉄さんたちが「もっと下がって」と駅員さんから注意を受けているらしき一場面。

写真の撮れ具合をチェックしている撮り鉄さんたち。( ´艸`)うふふ。

なんだか、盗撮しているみたいな気分です。( *ノノ)ごめんなさい。
この小倉のホテルをチェックアウトした後、0系新幹線→リレーつばめ→つばめと乗り継いで、到着した鹿児島中央駅の「ホテルクレスティア鹿児島」からも、ホームが見えました。

旅行のときは、特別、トレインビューの宿泊プランを予約しているわけではないのですが、利便性と安全性を考えて、多少、割高になっても駅に近いホテルを選ぶようにしていて、結果的に線路を眺める機会が多くなっています。
でも、時には駅から離れたホテルでも、予期せず素敵なトレインビューと巡り合うこともあります。
2010年2月、「寝台北陸」乗車のため、高岡駅で宿泊した「ホテルK&G高岡」がその一つ。

うっすらと雪をかぶった赤い車両と、その手前の「転車台」の情景に見とれてしまいました。
唯一、「トレインビュー」の宿泊プランで予約したホテルが、「JRイン札幌」です。

(「鉄道フォトラリー第1弾」で一日札幌駅長を逃し、Wチャンス賞で宿泊券が当たって2009年7月に宿泊。)
札幌駅くらいの大きなターミナル駅を見下ろしていると、鉄道のジオラマを眺めているような感覚に浸ります。
その一方で、たくさんの生身の人間が関わりながら車両が動かされ、そこにたくさんの生身の人間が乗っているという現実にハッとし、人知のたくましさとその裏腹にある脆さとで、感動と畏怖がないまぜになって(←この表現お気に入り)、心臓が激しく鼓動します。
こちらは、2009年5月の四国旅行で泊まった、宇和島駅前の「ホテルクレメント宇和島」の眺め。

小さな駅の誰もいないホームで、たった一人で指差し確認している駅員さんを見つけると、思わず胸がキュンとなるハイジ急行。
JR北海道さん、石勝線のトンネル火災事故、運転士の居眠りや信号機の故障などいろいろ続きましたが、膿を出し切り、初心に返っていただけるよう心から期待しています(・ω・)ゞ。