マイ自撮り棒
ご乗車ありがとうございます。北陸新幹線の一部の駅ホームでは、「自撮り棒」禁止です('ー'*)ゞ
自撮り棒とは、スマホやカメラを先端に取り付けて、自分で自分を撮影するときなどに使う一脚みたいな道具。
セルカ(セルフ・カメラの略)棒とも呼ばれます。
先月開業した北陸新幹線の金沢、富山など5駅では、ホームでの使用禁止の措置が取られています。
これは、自撮り棒がホームで通行人の妨げになるだけでなく、高圧電線に接触して感電したり、運行に支障を及ぼす危険があること、Bluetooth式の自撮り棒が電波法に抵触する可能性があるといった理由からだそうです。
ごもっともでございます。他の駅でも、三脚も含めて禁止してもらいたいくらい(゚ー゚*d)。
それにしても、こういう便利グッズが出回るのは、
「シャッター押してもらえませんか」と、他人に頼みにくい世知辛さと、
孤独な“お一人様”が急増している現代社会の表れなのかもしれません。
“お一人様”歴の長い私は、自撮り棒が市販される何年も前から、「マイ自撮り棒」を使って、自分撮りをしてきました。
持ち運びの煩わしさのない優れもので、今でも愛用し続けています。
先月、それを使って撮った写真をお見せしましょう。

2015.3.12 函館本線「中ノ沢駅」(長万部の隣)。
どうですか。
わかりますか。
これですよ、これ。

ただ、この自撮り棒は、画像が不鮮明で誰だか判別できないという致命的欠点があります。

(心霊写真か?)
誰かに「シャッター押してもらえませんか」って頼みたいのはやまやまですが、
ここ、無人駅なんですもん。

撮り鉄は私のほかにもう一人いましたけどね。