カシオペア、美々、さよなら

昨日(2017.2.26)は、寝台特急カシオペアが、北海道を走る最後の日でした。
カシオペアには一度も乗ったことがないので、愛着はほとんど持っていないのですが、
「本州と北海道をつなぐ最後の寝台特急」なのだと思うと、見届けずにはいられなくて、
計画していた金曜日からの道東旅行は、釧路1泊に短縮して、土曜の夜には札幌にとんぼ返り。
翌日曜日(昨日)、まずは午前中の下り列車を「サッポロビール庭園」駅で撮りました。

(10:47)
この駅は、函館方向からくる列車が、勾配のある直線区間を力強く上ってくる姿を撮れる、お手軽な人気撮影スポットです。
いつだったか、北斗星か何かのラストランの日だったか、移動中の列車の窓から、
サッポロビール庭園駅のホームが、撮り鉄でごったがえしているのを見た記憶があります。
幸い、この日の同業者は5~6人。
ただ、上り列車が頻繁に通過するので、こっち側のホームからの撮影は、被ってしまいそうでヒヤヒヤでした。
そして撮影後、一度、帰宅して、まったりお茶をすすりながらJR北海道のサイトを見ていたら、
なんと、人身事故による「小樽~札幌間の一部運休」の知らせが出ているじゃありませんか!
慌てて家を出て、予定より早い列車で、目的地、「美々」駅に向かいました。
3月4日のダイヤ改正で廃止となる駅+カシオペアの最後の通過とあって、美々駅は厳戒態勢。
警備(監視?)要員が多数、配置されていました。
なんでも、午前中の下りカシオペア通過時は、40人くらいの撮り鉄がいたそう。

ここでの撮り鉄は、ざっと見て15人ほど。
キタキツネは、ざっと見て1匹ほど。

そうして、
雪の降りしきる中、待つこと20分(たいした短い)
17:31、

(貨物じゃないよ)

(カシオペアだよ)
カシオペアは、JR東日本圏域で今後も活躍の機会があるみたいですが、個人的には、もう会うことはないだろうと思います。
なので、これにて、さよならです。
そうして、待つこと1時間(まあまあ長い、寒い、足痛い)

(18:33 手稲行き)
美々駅にも、さよなら言って帰りました。