傷心の旅 in 千葉(1)~初・北海道新幹線~
先週、初めて北海道新幹線に乗ってきました。(・∀・)ゞ遅ればせ
1か月前から計画していた、3泊4日の千葉の旅。
旅程には友人との再会もあったので、それを心の支えに激務に耐え、カゼやケガの予防も徹底しながら、当日までワクワクして過ごしてきました。
少なくとも、出発の10日前までは。
出発の10日前、元・上司のYさんが急逝されました。
恐らく、Yさん本人も予想していなかった、突然の出来事だったと思います。
悲しくて、寂しくて、悔しくて、告別式からの帰り道も、涙が止まりませんでした。
以降、仕事中にも、ふと思い出しては泣き、
外勤から戻ると、手を洗って、ガラガラ、ペッと、うがいしては涙し、
残業中、栄養ドリンクを飲んでは泣き、
手を洗って、ガラガラ、ペッと、うがいして、また泣いて、
栄養ドリンク飲んで、泣いて、お酒は控えて、アイスバーンは慎重に歩いて、
手を洗って、うがいして、栄養ドリンクをガラガラ、ペッと、泣いて…
ん? あ? 違った。
そう、そんなふうに、悲しみに打ちひしがれているようでいて、
旅行に向けて冷静に体調管理にいそしむ私って、人としてどうなんだ。
と、自問を繰り返し複雑な心境で迎えた、11月22日(水)。
眠い目をこすって始発のスーパー北斗で札幌を出発しました。
新函館北斗駅で特急を降り、
ついに、H5系とご対面!

あら、失礼。これは、構内にあった清掃マシン。
実際に乗ったのは、E5系でした。ま、どっちでもいいんですけど。

(座席は、おすすめの席をネットで調べて、「1号車1E」を選びました。)
車窓は、トンネルも多いし、景色も倍速で飛んでしまうから、たいした写真はないんですが、何枚か。
(木古内駅を通過後、青函トンネルに入る前の1枚)

(新青森駅では、線路のスプリンクラーが回っていました)

(岩手沼宮内駅を通過後。岩手山がきれいでした)

このあたりから、まばらだった乗客が徐々に増えていき、仙台駅では満席になりました。
そして、14:04 +数分の遅れで、東京駅着。
6:00に札幌駅を特急で出発してから8時間、新幹線に乗り継いだ新函館北斗からは4時間30分という所要時間でした。
切符は「えきねっと」でそれぞれ「トクだ値30」と「トクだ値25」を利用して、合計23,180円。
割引なしの金額26,560円と比べて、3,380円安く買えました。
時間と費用のどちらをとっても、飛行機との競争はなかなか厳しい数字です。
新幹線を降りてからは、ちょっと戻って、上野へ。
「13番線」がどうなっているか、見に行きました。
ホームは、すっかり四季島仕様にリフォームされていて、

「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」と名付けられた四季島専用の乗降ホームは、厳重に施錠され、VIP感を醸し出していました。

続いて向かったのは両国。
今、まさに世間を騒がせている角界の例の事件を、私も追究しようと、

するつもりなんて、さらさらなくて、
お目当ては、ちゃんこ鍋、
…でもなくて、
ちゃんこ屋の隣のビルに入っている、ハイジショップなのでした。

ハイジショップは、ここ10数年の間に、池袋→秋葉原→両国と移転してきたのですが、平日の午後しか営業していないというのがネックとなって、ようやく今回、初訪問を果たすことができました。
ほどほどにハイジグッズを買って、次は、定宿のある田端へ行き、
荷物を置いたら一息着く間もなく、次の目的地へ。
東急東横線に乗り換えて、カレー屋の有名な祐天寺、
は通り過ぎて(以前、一度行ったので)、
学芸大学前で下車。
去年、ネットで見つけて以来、ずっと来たかった「ヒグマドーナツ」!

北海道出身の人が、北海道産の原材料を使って作っているドーナツ屋さんなのだそう。
翌日の昼ごはん用に、ドーナツ2つ買って、さらに勢い余って、買っちゃったのが、
オリジナルTシャツ。

トートバッグやニット帽なんかもあって、ネット販売もしています。 公式サイト https://www.higuma.co/
シャケの代わりにドーナツを咥えているんですよ。まったく、かわいいったらない。
そして、向かった有楽町。
大学時代の友人のN澤さん、N仲さんと落ち合って、ビアホール・ニュートーキョーでミニミニクラス会をやりました。
2年前の2月に亡くなった、Tくんとの思い出を語り合って、3人で泣きました。
そして、 「お互い、健康に気を付けて、病気で亡くなったTくんの分も生きようね」と誓い合いました。
なのに…、
なのに、酒の勢いで、宴の終盤、注文しちゃった、ニュートーキョーの看板メニュー。

いかにも、健康に悪そう…。
でも、Yさんの悲しい出来事もあったばかりだったから、私は2切れだけつまんで、おしまいにしました。
お酒は、そこそこ飲んじゃったけどね(lll゚∀゚)ァ反省~
こうして、ここで帰ってもいいくらい、身も心も満たされた旅の1日目が終わりました。
~つづく~