わたしにできること
ご乗車ありがとうございます。 北海道庁で、個人からの支援物資を受付け中です。(○゚ー゚○)ゞ
北海道では、先月28日より個人からの支援物資の受付けを開始しました(4月22日まで)。
窓口は、道庁の本庁舎(本館)1階と各地域の振興局に設けられているほか、白石区流通センターの「救援物資センター」宛てに宅配便で送ることもできます。
詳しくは、北海道庁ホームページ「支援物資に関するお願い」をご参照ください。
「わたしにも、何かできるかも」 と、多くの人が考え、
いろいろな制約があることを知って、多くの人が寄付を取り止めたことと思います。
制約とは、おおまかに、①指定された品目のみ、②新品に限り、③同じ型番の商品を箱(包)単位で、といったことです。
①②は良いとして、③となると、スーパーで買った後、道庁まで運ぶには車が必要になります(車のない私はタクシー利用)。
宅配便でセンターに直送するにしても、こんなことを個々人がやっていたら、ガソリンを余計に消費してしまいます。(o・`з・´o)非効率、不経済。
当然、「だったら、募金した方がいい」 と、なってしまいます。
でも、ね、文句だけ言って終わらせちゃあ、なりません。
よく見れば、指定品目の「学用品」のうち、「絵本」は〝1冊単位〟で受付けているではありませんか!
「これなら、わたしにも!」 と、思い直し、
今日、お気に入りの絵本を2冊、道庁に持って行きました。
1冊目は、「しれとこきょうだいヒグマ〝ヌプとカナのおはなし〟」
京都生まれで知床(斜里町)在住の作家あかしのぶこさん作、知床財団発行の絵本です。
※本の詳細や購入方法はこちら→知床財団のホームページ
昨年、この絵本の存在を知って、読みたいなぁと思いつつも、他のヒグマの本を買い求めるうちに、記憶の隅に追いやられ、
先日、ヒグマ部のhiro部長から「札幌てくてく」というサイトのヒグマの記事(hiro部長も取材に関わったらしい)の情報をいただいた折、道庁の支援物資受付けのニュースが入り、ピンとひらめいて、2冊(寄付用と自分用)購入しました。
作品では、大自然を生きるヒグマのたくましさを躍動感いっぱいに描きながら、ヒグマと人間の距離の置き方を、やさしく、厳しく説いています。
巻末には、ヒグマの生態や遭遇したときの対処方法を、絵や写真で分かりやすく紹介したページも収録されています。
本のサイズが257㎜×297㎜なので、開くと257㎜×594㎜のダイナミック・サイズ。一人で読むと大迫力、数人で紙芝居のように楽しむこともできる大きさです。
2冊目は、「パンやのくまさん」
フィービーとセルビ・ウォージントン作のイギリスの絵本です(シリーズで、ほかにも「せきたんやのくまさん」「ゆうびんやのくまさん」などがあります)。
今年2月、単にヒグマ好きという理由で興味本位で買ったところ、予想以上に気に入ってしまいました。
坦々と無表情にパン屋を営む、クマさんの質素な1日が描かれていて、読み終わると、「人生って、もっとシンプルでいいんだよ」って言われたような気がして、とても心が安らぎます。
4~5回読んだので、厳密には「中古品」なのかもしれませんが、〝新品同様〟なので見逃してくれるだろうと思い(先方は知る由もない)、寄付させていただきました。
ちなみに、「鉛筆」も支援物資として箱単位で受付けているのですが、「ダンボール単位」なのか「1ダース(12本)単位」なのか判然とせず、ダメもとで、自宅にあった1ダースの鉛筆を持って行ったら、引き取ってくれました!
数年前、近所のスーパーのワゴンセールで買いました。(いつか、〝プレミア〟がつくと期待して…)
これも、「中古品」っていうのかしら…(´・∀・`)いろんな意味で