心のふるさと
ご乗車ありがとうございます。列車とホームの間が広く空いております。(・∀・)ゞ
(日曜日の早朝、東京メトロ東西線にて)
「青春時代に過ごした場所を訪れて、懐かしさに胸がキュンと熱くなると、金運がアップする」
と、風水の本で読んだことがあります。(´・∀・`)どういう根拠だ?
でも、それが本当だとすると、わたしは、近々、宝くじを当てちゃうかもしれません。
先週の土日は東京へ出張だったのですが、日曜の朝、ホテルで5時半に目が覚めてしまい、「二度寝したら寝坊してしまいそう」と思って、えいっと起き上がりました。
このとき、ふと、「ホテルから母校の大学まで地下鉄で2駅」だということを思い出して、8時のチェックアウトまでの合間を使って、数年振りに大学を見に行くことにしたんです。
地下鉄の最寄り駅を降りると、さすがの方向音痴のわたしも、若かりし頃の記憶がよみがえって、外国語で「ありがとう」を意味する名のラーメン屋さんや、附属中学・高校などを横目に、正門まで到着。
ただ、残念ながら、
日曜は構内に入れないので、正門を起点に、反時計回りでキャンパスを一周することに。
お! そうそう、この、小路!懐かしい~。胸がキュンッときます。
ずっと奥に見える三角頭の建物は、たしか、図書館です。
突き当たりを左へ曲がると、、、うん、うん、この小路も、覚えています。
道なりに歩き続けていくと、
おぉっ!このドット模様の壁! 一部の科目をこの校舎で受けていた記憶が。
(鉄柵の隙間から撮影。)
さらに進んで、左へ回り込むと、体育館と生協の一角に出ます。
1年生で卓球、2年生で柔道をここで受講しました(※柔道は2日だけ出席して挫折)。
そして、そして、その先にあるのが、わたしが在籍していた学部です。
他の学部の校舎は近代的な改修が進んでいるのに、ここは私の在学当時から変わっ…
あっっ!!この階段っ!!!
毎日(というほど真面目に通ってなかったけど)、ここから出入りしていたんです。(P∀゚q。) キュ~ッ
後ろを振り返ると、試験前にお世話になったコピー屋さんなどが建ち並んでいて、
ずっと向こうまで歩くと広い道路に出て、バス停があるんです。
そこからバスに乗って、電車に乗り継ぎ、安アパート(といっても、今の札幌の部屋よりずっと高い家賃)へと帰っていたんです。
な、懐かしい~。(>ω<、)きゅぅ~。
卒業後に大学を訪問したのは今回で3度目ですが、こんなにも胸が締め付けられる思いをするのは、初めてです。わたし、どうしちゃったのかしら?
と、歳を取ったのかも~。(>ω<、)うぅ~。
気を取り直して、キャンパスに沿って小路を進んでいくと、ちょうど、銅像、正門、講堂が直線上で結ばれる位置に到着。
(鉄柵越しに撮影。)このモダンな校舎は、私の記憶にありません。あの頃はまだ古い建物でした。
ここから一度、広い道路に出て、坂を下りていきます。
途中で左へ折れ、起点の正門に向かって歩いていると、懐かしいような、そうでもないような風景が見えてきます。
ゆるやかな曲線を描く道、煉瓦敷きの歩道…。 ん~、当時とは違う感じ…。
少なくとも、わたしが在学中にサンクスはなかったし、こんなにオシャレな街灯もなかったはず。
道路沿いから見える校舎も、新旧が入り混じっていて、なんとも複雑な気持ちです。
再び正門に戻り、キャンパス1周が終了したところで、改めて全体を眺めてみます。
やっぱり、あの頃とは違う…。
いや、いいんです。変わっていくことは、悪いことではないです。それに、
〝 建物は変れど 仰ぐは 同じき 理想の光~♪ 〟
なーんちゃってぇぇ……ぇぇぇえええええっ!?
講堂の横の道路を、徒歩と同じくらいのスピードで走っていました。そうまでして自転車に乗る理由を知りたいです。
あ、あの、断っておきますが、うちの大学は、確かに、変な人がとても、とても、多いですけど、この野球少年は、たぶん、本校とは無関係な通りすがりの人(のはず)です。
日曜日の朝っぱらから、ホント、胸にドキュンときました。(´・∀・`)宝くじ当たるかな。