霧島ざんまい
ご乗車ありがとうございます。「特急ドリームにちりん」が来春、廃止となります。(*・ω・*)ゞ
JR九州は、深夜と早朝に博多―宮崎空港間を運転していた特急ドリームにちりんを、利用者の減少を理由に廃止すると発表しました。
…と、先週土曜日の朝日新聞の〝地方面〟に載っております。
その地方とは、、、
宮崎県です。

12月17日(金)の昼頃に到着する便で参りました。今年の出張納めです。
宮崎空港から、特急にちりんに乗って向かったのは、延岡です。

延岡駅前のホテルにチェックインして、部屋の窓を覗くと「愛宕山」が見えます。

16:44撮影。北海道なら真っ暗になっている時間です。九州は日が長いんですね。
翌18日(土)は、仕事を終えた後、地元の方々が「とんちゃん」というホルモン居酒屋に席を用意してくださっていました。
地元の名物が、次々とテーブルを埋めていきます。
鶏もつ?の炭焼き ![]() | 豚もつ鍋 ![]() | 鶏南蛮 ![]() |
地元のお酒が、次々と胃袋を満たしていきます。
赤霧島「吉助」 ![]() | みやざきの地酒 ![]() | 焼酎「天孫降臨」 ![]() |
中でも「吉助」は、なかなか手に入らない貴重品だそうで、大変有り難く、ロックでグビグビいただきました。芋臭さがなく、とても美味しかったです(●゚ー゚●)うっぷ
この日は珍しく1次会でお開きとなって、ホテルに戻り、自分の部屋のドアまで残り20歩まで来たとき、〝お呼び〟がかかりました。
今回の仕事を委託いただいているMさんからのお誘いです。
これって、、、ひょっとして、、、!?
パワハラ~?(●´∀`●)←それにしては楽しそう。
Mさんと2人でシャッターの下りた寂しげな繁華街を歩き、フラッと暖簾(のれん)をくぐりました。
ママが一人で切り盛りしている、カウンターだけのお店です。
生ビールで乾杯した後、来年も延岡で仕事ができることを祈願する意味で、思い切って高千穂の麦焼酎「くろうま」のボトルを入れることにしました。

Mさんの名前を、白いサインペンでボトルにしっかり書き込んで、来年もこの地を訪れることを誓い合い、互いのグラスに注ぎ合いました(ロックです)。
祈願し、誓い合い、注ぎ合いました。
誓い合い、注ぎ合い、注ぎ合い、誓い合い、注ぎ合い、注ぎ合い、注ぎ合い、何杯飲んだか忘れ合い。
結局、瓶が空っぽになりました。(´・∀・`)何のためにボトルに名前書いたのよ。
今度こそ、来年の延岡での仕事を祈って、誘惑と激しく戦い合い、ボトルキープしました。

手がブレブレ、インク垂れ垂れの理由は、ご想像の通りです。 ハートまで描いちゃって…。
…ぜんぜん、覚えてない…。(´・∀・`)写真が唯一の記憶の頼り。
Mさんが、このボトルに何度か手を伸ばし、開封しようとして、お店のママから
「もう、止めときなさい」
と諭されていたのは、うっすら覚えています。
翌朝。チュンチュン
19日、日曜日、朝8:00。ホテルのベッドで、服を着たまま覚醒しました。
前夜、どうやって帰ってきたのか記憶がなく、お店の名前も覚えていません(´・∀・`)Mさん教えてください。
帰りの飛行機は宮崎空港15:55発なので、高千穂への旅なんぞも思い描いていましたが、自業自得の二日酔い。バスに乗るのは無理です。
頭痛や吐き気は軽いものの、太ももの筋肉痛が尋常でなく、水平歩行しかできない状態でした(体調によって、お酒を飲むと筋肉痛になるのですが、今回は重症です)。
チェックアウトの10:00ぎりぎりまで寝て、ホテルを出た後、延岡駅のベンチで1時間うな垂れて、11:17発の各駅2両編成に乗り込みました。

「宮崎神宮」駅で下車し、地元の神様に反省の意を述べに行くつもりが、途中で「宮崎県総合博物館」の看板を見つけ、方向転換。

森の中の立派な博物館です。しかも、入場料無料。お客さんよりスタッフが多いのが気になるところ。
県内外の動植物の標本がたくさん展示されていて、床下にはガラス越しに海や森の展示があります。

2階では「特選!蔵出し展」が開催中でしたが、筋肉痛が酷かったので、見ずに帰りました。
駅への帰り道、いつものごとく、道に迷うハイジ急行。

ここはどこ?北海道にはないコンビニです。
泣き出す前にタクシーを呼んで、JR宮崎駅へ急ぎました。

「神話の里」のイメージに反して、冷たく近代的なデザインの駅舎です。
15:18 3分遅れで入線したのは、国鉄色の特急にちりんでした。
一眼レフを抱えた鉄さんもたくさん乗っていて、宮崎空港駅では先頭車両に人だかりができていました。

15:55 宮崎空港発
↓
羽田を経由し
↓
20:00 頃、新千歳空港着。
宮崎は、人も気候も温かく、いい所でした。 来年、必ず、また訪れたいです。
あの「ボトル」があるから。d(*゚∀゚*)お金払ったのはMさんだけど。