さよなら201系、さよなら「檸檬」
ご乗車ありがとうございます。さだまさしの「檸檬(れもん)」の情景が、もう見られません。(*ノω<,)ゞ
2010年10月17日(日)、JR中央線の201系(全身オレンジ色)が、華々しいラストランを終え、行く末は〝スクラップ〟だそうです。
こちらは、現在、中央線を走っている、E233系のステンレス車両。

「檸檬」には似合いません。(>_<。)うぅ。
神田川の川面を見下ろしながら、恋の終わりを確認し合う男女を歌った、あの一節…
♪ 食べかけの レモン 聖橋(ひじりばし)から 放る
快速電車の 赤い色が それと すれ違う ♪
(中 略)
♪ 食べかけの 夢を 聖橋から 放る
各駅停車の レモン色が それを 噛み砕く ♪
中央線と総武線の走る御茶ノ水の情景が、まぶたに鮮明によみがえり、懐かしさと歌詞の切なさが織り交ざって、胸を熱くさせます。
この曲が流行った当時(1978年)は、別れを決意した男女が、こぞって歌詞をマネて、聖橋の上から神田川にレモンを放り投げたそうです。 (´*~*`) 川、酸っぱ。
どうして、わたしがこんな昔のフォークソングを知っているかって?
そうですよねぇ、この曲とわたしの年齢は、著しく、非常に、極めて、大変、大きく、世代が離れてますから、疑問を持たれるのも無理ありません。( ・∀・;)b゛そうでしょ。
「檸檬」を初めて聴いたのは、2年前のちょうど今頃です。
YouTubeで電車の動画を検索していて、偶然、猫というフォークグループの「各駅停車」という曲と出遭ったのを機に、「鉄道ソング」の収集に火がつき、
音楽配信サイトやYouTubeで、「汽車」、「線路」、「切符」、「夜行」、「トレイン」、「ステーション」といったキーワードで検索を重ね、160曲をリストアップしたうちの1つが、この「檸檬」でした。
このうち、音楽サイトからダウンロードしたり、中古CDを買ったり(2万円くらいかかっちゃった(;・∀・)アチャー)、職場の人からCDを借りたりして、入手できたのが、90曲。
さらに、そこから71曲を厳選して、4枚のオリジナルCDに収録したのが、これです。
Vol.1 「各駅列車」

Vol.2 「通勤列車」

(この中に「檸檬」が入っています。)
Vol.3 「特急列車」

Vol.4 「夜行列車」

(※ 現在、楽曲リストは200曲を超え、Vol.5の制作を企画中です。)
このCDをつくったのは、2009年1月です。
同年10月、耳を疑うニュースが!
「鉄旅ガールズ」と名乗る、JRやJTBの女子社員と女子学生らの鉄子たちで構成するプロジェクトチームが、旅先で聞きたい曲を集めたCD「tabiuta」を、制作・販売したというではありませんか!
ぅぅぅあぅあ、ぅあ、あ、アイデア泥棒 ですよ! (〃゜口゜)いつの間に盗まれた!?
どんな曲が収録されているのか、調べてみると、
わたしのコレクションとかぶっているのは、15曲中、3曲(さすらい、赤い電車、いい日旅立ち・西へ)です。
…(´・∀・`)あまり盗まれてない。
「tabiuta」は、あくまで、旅先で心地よく聴ける、爽やかで洗練された最近の流行歌が中心で、鉄道に関連したフレーズがまったく出てこない曲ばかりです。
わたくしが収集する、キナ臭くて昭和な「鉄道ソング」とは、一線を画している様子。
それなら、この一件は、大目に見ましょう。
でも、「鉄旅ガールズ」のメンバーに、わたしを招かなかったことは、許しがたい。
この納得のいかない人選について、鉄道好きな職場のKさんに同調を求めたところ、
「〝ガール〟じゃないから、入れてもらえなかったんじゃ…?」
…(´・∀・`)あー。
なんですってぇっ!? o(*≧д≦)ノ″ もっと許しがたい~っ