ゲゲゲは鉄分不足
ご乗車ありがとうございます。2010年10月10日、旭川の新駅舎が一次開業しました。(・∀・)ゞ
長らく、旭川駅の高架化工事が行われてきました。

(2008年10月、旭川ターミナルホテルから撮影)
旧駅舎の70m南側に建設中だった新駅舎がほぼ完成し、10月10日、開業セレモニーが行われたとのこと。
来年秋までには旧駅舎の取り壊しを終えて、完全開業するそうです。
さて、北海道の山々が紅葉に色づき始める中、この連休中は、まだ木々の青々しい西日本におりました。
先週の金曜日の朝、空を飛んで、到着したのは、こんな所です。

駅前の広場に、銀河へ向かって発車する大きなSL列車のオブジェがそびえます。
さて、どこでしょう?
鳥取県の米子駅でございます。

昨年3月にも出張で来ましたが、その仕事の第2弾で、再び訪れました。
前回は横浜からの移動だったので、ここぞとばかり「サンライズ出雲」を使いましたが、今回は取引先が航空券とホテルを手配してくれちゃったので(余計なことを…(o'з'))、往復、飛行機。(´・∀・`)がっかり
金曜と土曜は米子市内で早朝から夜遅くまで、息つく間もなく拘束され、クタクタになりました。
でも、ホテルの宴会場の入口に、こんな案内を見つけ、クスッと笑って心が和みました。

紛れ込んで参加してみたかった~。
そして、日曜日(10/10)は、札幌へ帰る〝移動日〟。つまり、時間はフリー!(。゚ω゚) 。よっしゃ。
復路は遅めの航空券(米子空港15:25発の羽田行き)をとって、帰りの駄賃に観光です。(*^^*)v
本当は、映画「Railways」の一畑電鉄で出雲大社を訪ねる「出雲〝神頼み〟コース」に行きたかったのですが、米子から想像以上に遠いことを知りました。
仕事の疲れもあり、早朝からの行程は辛いので、米子空港に近い「境港〝ゲゲゲ〟コース」を選択。
10:30 米子駅から乗った列車は、残念ながら、〝イラストなし〟の3両編成。

(家族連れで混み合って、境港駅までの46分、立ち通しで疲れました(×_×;))
昨年3月に来たときは、すべて鬼太郎ファミリーがペイントがされた、1両もしくは2両編成だったのですが…。
(2009年3月撮影)
「ゲゲゲの女房」ですっかり有名になってしまって、この日も、イラスト車両はどこかのイベントに駆り出されていたそうです。
結局、境港駅で「ねずみ男列車」(13:20発)をチラッと目撃できただけでした。

イラストが新バージョンになって、車両も3両に増えてます。
境港市は、水木しげるの生まれ故郷。「境港駅」を出ると、街全体が「ゲゲゲの鬼太郎」一色です。

交番も「鬼太郎交番」。

「水木しげるロード」を歩くと、街灯が目玉おやじの顔です。

ドラマの人気 × 3連休2日目で、大混雑。スタンプラリーのスタンプに、行列ができる有り様。

歩行者天国に見えますが、ホコテンではありません。警備員がメガホンを片手に、
「歩行者のみなさん、歩道に上がってください」と叫んでいます。
沿道には、いたる所に妖怪のブロンズ像があります。

(「ベトベトさん」という名前の妖怪です。かわいい。)
ブロンズ像は120体くらいあるそうですが、鬼太郎やねずみ男などのレギュラー像は大人気で、撮影の順番待ちをする人だかりができています。
かろうじて、赤ちゃんの頃の鬼太郎像を見つけて、パチリ。

水木しげるロードには土産店もひしめき合っていますが、鬼太郎の絵がプリントされたお菓子の類に、食欲をそそる物なんてありません。
そんな中、オシャレな「がまぐち」の専門店を見つけました。
「妖怪がまぐち」を買っちゃいました。唐草模様に目玉おやじが見え隠れするデザインが、粋です。

大(20㎝四方でリュックになるタイプ):3,150円、小(小銭入れ):1,050円。…また無駄遣いしちゃった(´・∀・`)。
泉のある小さな広場では、水木しげるが20年ぶりに描いた新作紙芝居の上演も。

(お菓子を買わずとも、最前列で見れます。)
鬼太郎の街は、まぁまぁ楽しめる観光地です。でも、また来ようと思える所では、正直、ないです。
街は、単なる大きな「鬼太郎グッズ店」でしかなく、「ゲゲゲの女房」の物語を彷彿とさせる情緒や風情は、どこにもありません。
強いて誉めるとしたら、無料のコインロッカーがあることでしょうか。これはポイント高いです。
境港駅に戻り、14:20発の米子行きの列車(イラストなし)に乗り込んで、発車を待っていると、
あれは? …マシュマロマン?

そうか!
「目玉おやじ」だ。

σ(・´ω・`*)? でも、なんだか、違和感…。
あ、わかった!
目玉おやじの体って〝はだか〟なんですよ。
着ぐるみの完成度が低いなぁ。(´・∀・`)bチッチッチ
ドキッ!

〝目〟が合っちゃった(・∀・;)聞こえてた?
境港駅から「米子空港駅」までは、15分で着きます。
にわか雨が降っていましたが、空港につながる連絡路が屋根付きなので、濡れずに済みました。

「米子鬼太郎空港」で、銘菓「因幡の白うさぎ」を買い(これさえあれば満足)、

→羽田→千歳、と乗り継いで、帰路に着きました。
行きも帰りも飛行機だし、境港はブロンズ像ばかり。
鉄分不足〟の鳥取出張でした。

ヤカンの水飲んで、補給しよ。